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さてこの運動に関するチラシをみてみると、どうもおかしな事を言っているように思える。
確かに高架により開かずの踏み切りはなくなり地域の人にとっては便利になり、この点では地域の運動として評価できると思うが、その他の内容についてはどうも考えさせられる。
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「高架下利用提案はJR側にはほとんど無視され・・・」
・・・ということが書かれている。
実は本チラシを入手する前にも同様のことを聞いていたので、どういう要望が出ていて実際はどうなっているのかをちょっと調べてみた。
「要望書」と言う形でJRに提出されているのかどうかは確認出来なかった・・・というよりも、そもそもJRとの直接の話し合いは無かったようである。
公民館を訪ねたときにたまたま「筥松校区まちづくり協議会」の会長さんがおられたのでちょっと聞いてみると、「要望は福岡市を通して出しており、直接の話し合いなどはしていない・・・」とのこと、また「JR側から高架下利用に関する報告会等はあったが、その場においても特に意見交換などは行っていない」ということでした。
さて、ではどの様な要望があげられていたのかを「JR鹿児島本線高架下利用方法アンケート調査報告書」(箱崎まちづくり協議会・筥松まちづくり協議会)と題した資料の一部を見ると・・・
1)駐輪場 2)駐車場 3)朝市開催スペース 4)商店街
5)高架下を屋根代わりにした歩道 6)フリーマーケットスペース
7)ジョギングロード 8)市民ギャラリー 9)案内板設置 10)音楽練習場
・・・の順で選択された数の多い順に列記されており、「記述回答」として、集会所・ゲートボール場・カラオケボックス・食堂街などがあげられている。
「記述回答」以外のものは選択肢としてアンケートに既に記載されていたと言うことになるが、この時点で僕は違和感を感じる。
高架下の利用については、15%(25%だったかな?)を公的利用を目的とする施設などにするという取り決めがあったようで、その点をふまえて要望を出していたのか疑問が残る。また先のアンケートの選択肢部分から考えると、「商店街」の出店者はどうするのか、「音楽練習場」はスタジオなのか広場なのか、また有料なのか無料なのか、更にそれらの
管理運営はどうするのか・・・
そんなことまで考えているのだろうかと思ってしまう。そういう意味でこれらはJRに要望する内容ではないと思う。
朝市やフリーマーケットのスペースとして、屋根はないものの箱崎駅の前に公園という形で実現されている。公園の利用許可が下りれば利用する分には問題ない。また市民ギャラリーは駅構内でもいいはずで、地域の中に企画運営する仕組みや利用者がいるのかという根本的な問題の方が大きいのではないかと思う。駐車場・駐輪場・ジョギングロードなどはちゃんと実現している。 ・・・さて、何が無視されたのだろうか?
実はこの時のアンケートだったかどうか定かではないのだが、まちづくりに関したアンケートに僕も回答している。その時に情報の流通と共有を検討してもらおうと当時開局&活動していたパソコン通信を利用した情報流通の試みの案内などを添えてアンケート用紙を提出した記憶がある。・・・興味がなかったのか、もちろんなんの問合せも無かった。
これもある意味「無視」に相当する行為ではないかと思いますが、いかがなものでしょうか?
ついでに言うと、他のページにも報告している通り、箱崎・筥松・吉塚校区の自治協議会関係者に関しては情報流通と有効利用の試みを目的に働き掛けを行っている・・・が、「長」の付くお役職の方は会うことも拒否し、また「会合があるのではかってみましょう」と言われたお方からはなんのフィードバックも無い。まあ、校区外の場合は仕方ないとしても、基本的に地域住民からの意見吸い上げや住民に対する責任をまったく考えずに活動しているということがよく分かる。(余談でしたm(__)m)
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「私達は、この地区の活性化を図るために『箱崎駅に快速電車が停まる』ことを願っております。」
なにをもって活性化としているのか分からない・・・。
確かに交通の便が良ければ住宅や店舗なども増えて人の流れは増えるかもしれない・・・が、それは地域が活性化していることとは違うのではないだろうか?
活性化という意味では、もっとやるべき事ややれる事が沢山あると思うのですが。。。
ちなみに箱崎と周辺に住む知人数人に聞いてみたが、「快速電車を停めるべき」と考える人は一人もいなかった。
「快速電車の意味がなくなる」と客観的に考えられる人の方が多いのではないかと思う。
さて、「JR箱崎駅に快速電車を停車させよう運動 アンケート調査報告書」と題した資料が作られているので内容をみてみると、アンケートの内容そのものがほとんど意味の無い内容だと思える。また報告書には、何処でどういう形でアンケートを実施したのかも書かれていない。駅利用者を対象にしたり自治会関係者とのつながりがある人からの回答が多くを占めるのでのであればアンケートの意味は無いに等しい。
そして報告書の「住民の皆様からの声」として掲載されている内容は、やはり推進につながる意見のみを取り上げている様にしか思えないし、その内容も公共交通の仕組みや地域社会の環境を考えて述べていると感じられるものは1件も無い。
「快速電車を停めて欲しい」ということではなく、各駅停車の本数を増やして欲しいという要望にはならないのだろうか?
あるいは「快速電車も福岡市内は各駅に停車させて欲しい」ということにはならないのだろうか?
快速電車にこだわっていることや「わが町だけよければそれでいい」としてる内容からして、運動そのものに疑問を感じてしまうのは僕だけだろうか?
どうやらこの活動には自治会活動者(先導的立場ではなく町内会活動等を行っている人)の中にも反対や無謀視する人もいる様だ。
どうも自治会自体がやはり私物化されている様子がうかがえる。
地上げや、店舗家賃等の上昇を狙った活動の一環としか思えないが、みなさんはどう思われるだろうか?
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